農業技術者

農業技術者の仕事~農業の将来を展望する~

現在の日本では、「水田の減反政策」「農産物の輸入自由化」「農業就業者の減少」など、農業問題が山積しています。このような状況にある今こそ、農業の将来に展望をもって働く、優秀な“農業技術者”が求められているのです。

そこでここでは、この“農業技術者”の具体的な仕事内容や活躍できる場所などについて調べてみました。

農業技術者

“農業技術者”は、私たちの食生活を支える農業生産の向上を目的に、効率的な農業技術・農機具の研究開発、品種改良、普及活動、農作物の品質管理などを行っています。

◆農業技術者の仕事内容~活躍の場所別~

活躍の場所:地域の農業改良普及センター

農家と密着した支援を行います。農作物の品質向上をはかるために、農作物の観察や、温度の設定、害虫の有無などを確認して、問題がある場合には、対策方法をアドバイスします。また、気象に関する情報提供や、経営相談なども行います。研修会では、栽培技術や農機具の扱い方などを指導します。

活躍の場所:国や都道府県の農業試験場

農作物の生産性向上をはかるための増殖技術や、栄養分の豊富な肥料、環境に配慮した低農薬、高齢化・担い手不足に対応した機械化・省力化などの研究を行います。

活躍の場所:民間企業

農作物の栽培用の種や、肥料、農薬、農機具の開発などを行います。

◆農業技術者になるには?

農学の専門知識や技術を身につける

農業系の高校や大学の農学系学部で、農学の専門知識や技術を身につけるのが一般的です。“農業技術者”の仕事内容はさまざまなので、それぞれの専門分野に合わせて農学、農芸化学、農業経済学、農業工学などの学科を選ぶ必要があります。

◆農業技術者に必要な資格

官公庁や地方自治体で働く場合

公務員試験(国家公務員I~III種)に合格する必要があります。

技術指導を行う普及指導員として働く場合

「普及指導員資格試験」に合格する必要があります。受験資格には実務経験が必要で、大学院修了者は2年以上、大卒者は4年以上、短大卒者は6年以上、高卒者は10年以上となっています。

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